ruby-robotの夢

cygwin-ruby,qgisの達人を目指す奮闘記

指定地域の氾濫区域のポリゴンを作成する

R2.6現在、国土数値情報の浸水想定区域のベクトルデータは、H24時点のものになっている。水防法の改正により、平成27年ごろから全国の直轄河川の浸水想定区域は、従来の計画規模から、想定最大規模に改められ、大幅に変更しているが、国土数値情報はまだ対応できていない。替わりに、地理院地図や、浸水ナビ等のサイトでは、ベクトルデータが公表されている。これを活用する方法を記録した。
①対象地域の指定
 地理院地図のデータは、ZoomレベルごとのXYZタイルデータになっているが、
 ここでは、標準地域メッシュで与えることとしよう。
 大河川でも、それほど多数にならないので、2次メッシュとした。
②XYZタイルのダウンロード
 Zoomレベルによって、データ量は大きく変化する。
 ZL10では、100m/1pxでタイル(256px)で25kmくらい。100km*100㎞の範囲なら、16タイル
 ZL15では、3m/1pxでタイルで750mくらい。100km*100㎞の範囲なら、16,000タイル
 大雑把に把握したければ、ZL10でもよいだろう。
 ※ここに、コードを貼り付けようとしたが、
  あまりにもダサいものだったので、止めておこう。
 手作業でダウンロードしてもよい。

③ラスターからポリゴンに
 必要な範囲のダウンロードデータを1つのフォルダに集める。
 QGISで、ラスター-統合を行う。
 入力データは、上記のフォルダを指定。
 統合ラスタを、ベクトルに変換
 Shpに出力する。