ruby-robotの夢

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令和元年( 2019) 驚異の台風19号 見える化計画(2)

少し時間が経ってしまったが、19号台風の規模について、少し分析的なことをしてみた。

東北~近畿地方の川の防災情報の時間雨量データ(約5000地点)を整理し、1,3,6,12,24,48,72時間最大雨量を算出した。

これを表示しても、いまひとつ意味がわからない。1/●年確率規模の整理をしたい。

これに関しては、土木研究所が、下記において、提供している。

地点数は、アメダス地点のみ(全部で約500地点)であること、式の作成に用いたデータは、1970-2000年の30年分であること、短時間降雨強度式の妥当性は不明であるが、自力で式を作るのは困難なので、これを使うこととした。

アメダス確率降雨計算プログラム

これで確率年を地点毎に算出し、図化してみた。

いまいち面白くない。迫力がない。表現方法の工夫が必要。

3時間雨量では、1/50を超える地点は少なく、12時間雨量ではかなりの地点で1/50を超えてきている。

もう少し面白い図を作成して分析してみたい。

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台風19号での降雨の確率年(3時間雨量)

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凡例

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台風19号での雨の確率規模(12時間)

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台風19号での雨の確率規模(48時間)