ruby-robotの夢

cygwin-ruby,qgisの達人を目指す奮闘記

気候の空間補完(2)

世界の気候データ(月平均気温や月降水量等)を、空間保管して面データにしてみた。

補間方法は、前述のとおり、ドロネー三角形内で直線補完と、

気温については、標高の影響が明らかであるため、標高補正を組み合わせた。

具体には、観測地点毎の気温データについては、あらかじめ、海抜0m相当に、標高100m=0.65℃補正し、空間補間したデータを、メッシュ標高に応じて補正した。

データ数は、緯度経度の判明している2580地点である。アフリカの観測地点は疎らである。

f:id:george_thai:20190925173535p:plain

ドロネー分割図

f:id:george_thai:20190925172632p:plain

平均気温の空間補間図


 

f:id:george_thai:20190925161133p:plain

月平均降水量分布図

欠測補填はしておらず、0価が混入している。

本データは、10min単位で、東西360度、南北180度であるが、観測データの無い南極付近、データ境界付近の補間はしていない。

色設定は、以下のとおり。

name="temp4bit";majors=[ #temperature(centigrade),divide pitch,colorname
[ -50, 5,"black" ], #6
[ -20, 5,"navy" ], #4
[ 0, 2,"blue" ], #5
[ 10, 2,"green" ], #5
[ 20, 1,"greenyellow"], #5
[ 25, 1,"yellow"], #5
[ 30, 1,"orange"], #5
[ 35, 1,"red" ], #7
[ 50, 200,"magenta"],] #

name="rainM4bit";majors=[ #monthly rainfall(mm/Mon),divide over,color
[ 0, 5,"silver" ], #4
[ 20, 5,"yellow" ], #6 [ 50, 5,"greenyellow" ], #10
[ 100, 10,"green" ], #10
[ 200, 10,"blue"], #10
[ 300, 20,"navy"], #10
[ 500, 200,"black"],] #5