ruby-robotの夢

cygwin-ruby,qgisの達人を目指す奮闘記

ヒートアイランド対策についての雑感

昨日は、大手町でも37℃。コロナで換気の窓開けしている事務所は、暑い。
毎年、夏になると暑さ対策について考える。

ビルの屋上緑化は進んでいるだろうか?

東京都の緑化対策のデータを見ると、H12~H30で、述べ200万m2。たった2km2。これは大きい?
区部面積は、約600km2なので、0.3~0.4%。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/green/roof_plant/actual.files/12-30.pdf

この面積は、植物の面積ではないだろう。何か補助を出してるんだろうが、きっと、施工対象面積で、
主に芝生だろう。すると、熱の吸収効果は、低そうだな。

透水性舗装で涼しさアップしないのか?

そこそこの大通りでは、2割くらい設置されているようだ。超概算で、50kmとして幅20mとすると、1km2。
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000048649.pdf
夏の昼の路面温度としては、3℃くらい低下するようだが、気温の低下までは効かないかな。

何か良い方法はないの?
きっと建築や都市計画等の人の中に真面目に考えている人がいるのだろうが、
私も考えてみた。

①屋上発電

太陽発電器を屋上に設置し、発電してビル内の電気に利用。上面は強化ガラスにし、その上を歩いたり、車両が移動したりできる。モジュール化するこてで、低コスト。
最新の発電効率は15%以上。15%は、全エネルギーではなく、可視光(機器ごとの特性に最適な)らしいので、本当はもっと少ないか。透過な素材にできるなら、2層、3層にしてもよいのか。
直射日光が当たれば、100℃を超えそうだが、光発電以外の蒸気発電のような、何か新しいものができないか。
LED照明の逆に、LEDで発電ができるとよいね~。

②屋上放熱板

高層ビルの屋上に、薄い板の屋根を貼る。熱するのは天板のみとし、後は冷却される。すると、最上階の冷却に要する廃熱を軽減できる。(最上階は機械室とかで、そもそも冷却しているか?)
スレート版のようなものを風に飛ばされないよう置いておくだけでも良いかもしれない。

③重層的な緑化

高木を生やすわけにはいかないだろう。何かの仕組みで2層、3層にする。ある種のコケは劣悪な環境でも適応する。上の②と組み合わせても良いかもしれない。

④空気交換エレベータ

スカイツリーの中層あたりに、柱の中央に、ファンを取り付けて回転させ、上空の冷たい空気を下に送る。カーボン製で超軽量でも、それに耐えられる構造になってないかな。

水の活用

神田川日本橋川渋谷川・古川、目黒川等の都心部の河川には、環境用水が流れ、潤いを与えている。もっと熱対策にうまく活用できないか。
例えば、地下水は、年間を通じて変化が小さく、関東平地だと15℃前後と言われる。この水を冷却水として活用する。(限りは有るが)